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管理職の退職・名ばかりの管理職とは

退職代行サービスリセットの知恵袋-025

あなたは会社にとって都合のいい「名ばかり管理職」になっていませんか。近頃は世間でも認識されるようになり、実際にチェーン店などでも訴訟が行われたこともあって耳にしたこともあるかもしれません。

管理職に過ぎないのに管理監督者として業務を押し付け、残業代を支払わないブラック企業などもあります。そんな名前ばかりの管理職のまま働いてしまうことのないように、知識をつけておく必要があります。

管理職

名ばかり管理職とは?

労働基準法で定められている、管理監督者としての要件を満たしていないにも関わらず、会社の基準によって管理職として扱われてしまっている人のことをいいます。そもそも管理監督者として該当する為には条件があります。

①経営者と一体的な立場にあって、企業の経営に関与していること、

②出退勤の自由が決められていること。

③給料や賞与などでその地位にふさわしい待遇を受けている。

などの条件を、すべて満たしている必要があります。

このなかのいずれかしか該当していない場合は、名ばかり管理職になってしまっています。

管理監督者の場合地位にふさわしい待遇がなされている

管理監督者の場合は、職務の重要性もあって一般労働者と比較したときに給与・賞与などの待遇面において相当の待遇がなされていなければいけないと決められています。年収を見たときに、一般労働者よりも少ない場合は管理監督者とはいえません。

役職手当などで一般社員よりも給料が高くなるように支払う必要があるのです。また管理監督者であっても一般社員と同じように、「深夜割増賃金」や「年次有給休暇」などは労働基準法でその権利が認められています。

ただし注意しなくてはいけないのが、ブラック企業などは労働基準法で定められている労働者の権利が、管理監督者には該当しないことを理由にして管理職を悪用している場合もあります。

管理監督者は残業代を支払わなくてもいいことと悪用して写真を長時間労働させ、残業代を支払わない名ばかり管理職もいます。役職手当をもらっていても、数万円程度にしかならない場合は、管理監督者の手当をもらっているとはいえません。

より具体的に説明すると、採用時の一次面接は行うものの採用の決定権は上司や経営者が行っている場合や、リーダーとして実質的な立場はあるものの、部下の評価や人事異動などは決める権限がないなどの人事労務面にも違いがあります。

また、残業代をもらっている部下の方が賃金の支給が高かったり、役職手当がついていても1万円・3万円などの微々たる金額に過ぎず生活に支障をきたしてしまうこともあります。経営者からの指示を部下に伝えるだけでしかない場合は管理職とはいけません。

管理監督者といわれ会社に残業代の支払いがされないケースも

会社では管理監督者だとして扱われ、残業をしても残業代の支払いがされずにそのままになってしまい訴訟などのトラブルに繋がっている事例もあります。誰もが知っているような有名な訴訟もありますので、紹介しますね。

日本マクドナルド事件

【事件の概要】ハンバーガーの販売会社であるY社が、就業規則では店長以上の職位の従業員を労働基準法41上2号の管理監督者として扱っていました。直営店の店長であるXが同じ条件の管理監督者には該当しないとしてY社に割増賃金の支払いを求めました。

【判示の骨子】店舗運営において重要な職責を負っていることは明らかではあるものの、労働基準法の労働時間等の枠を超えて事業活動することを要請されてもやむを得ないといえるような重要な職務や権限を付与されているとは認められないこと。店舗の各営業時間帯に必ずシフトマネージャーを置かなくてはいけないこと、法定労働時間を超える長時間の時間外労働を余儀なくされるとして、お労働時間に関する自由裁量性があったとは認められないとしています。

名ばかり管理職の場合はどうするの?

もし自分が名ばかり管理職になっていた場合、どんな行動に移すべきだと思いますか。まずは会社の経営者や人事担当者と穏便に話し合いをしてみてください。

会社によっては悪気がなく、話し合いで解決できる場合もあるかもしれません。時効との兼ね合いもありますので、2年前まで遡って請求できます。会社があなたの話に対して聞く耳を持たない場合は労基署や弁護士などに相談することもできます。

ブラック企業の場合は、この機会に転職するのも一つの方法です。そのままにして我慢していると時効が過ぎてしまい残業代の支払いができなくなってしまうこともあります。

名ばかり管理職の場合は、その状況を一刻も早く改善できるようにすること、管理職だから残業代が支払われないと諦めてしまうことのないようにしてくださいね。お金と時間は大切なものですので、支払うべきものはしっかりと支払ってもらいましょう。

退職代行サービスのリセットは、管理職の待遇についてのご質問もお受けしています。お気軽にご相談ください。

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